宮古島と西原集落について
Guesthouse Re-Spectは沖縄県宮古島の西原(にしはら)集落にあります。
ぜひ宮古島、西原集落について知り、体験し、心に残る滞在をお楽しみください。
宮古島は8つの有人島から成る宮古列島の1つです。日本では唯一亜熱帯気候の沖縄県に属する島で、沖縄本島の南西およそ300km、石垣島の東北およそ130kmの距離にあります。島の大きさは車で周ると3-4時間位です。
年間平均気温は東京より約8℃高く、沖縄本島より約0.5℃高くなります。亜熱帯特有のさまざまなヤシやガジュマル等の草木が生い茂り、サトウキビ畑が広がります。
宮古島と言えば「宮古ブルー」と称される美しい海。島の地形はおおむね平坦で、川がありません。雨が降っても海に泥が流れ込まないため、一年を通して透明度の高い海が広がります。
サンゴ礁や熱帯魚等を間近で見られるスキューバダイビングやシュノーケリングは観光の定番です。
宮古島と伊良部島を結ぶ、離島同士を結ぶ橋としては日本最長(3,540m)の伊良部大橋をはじめ、池間大橋や来間大橋を渡る島巡りが楽しめ、ドライブもおすすめです。
島で栽培されたマンゴーや、濃厚な味わいの島バナナといったフルーツ、特有の野菜や魚介をつかった料理も食べることができます。沖縄県特有の米の蒸留酒、泡盛の酒造所は宮古列島では現在6社。泡盛をつかったカクテルもあります。
宮古島には「オトーリ」という風習があります。参加者全員が円になり、「親」が挨拶や日頃の感謝の気持ちを述べます。そして盃に泡盛の水割りを注ぎ、皆に順番に渡します。渡された人は黙って一口で飲み干します。これを「親」を変えながら延々と繰り返すわけです。
オトーリは16世紀頃、生産量が少なく貴重な泡盛を酒宴にて均等に分けるための方法として始まり、その後、祭祀の中に取り入れられ現代まで残ったと考えられています。
宮古列島には、約900の御嶽(うたき)が存在しています。神話の神が存在、あるいは来訪する場所であり、祖先神を祀る場でもあります。
森の空間や泉に在ることが多く、神社の神殿部分に相当します。御嶽には祭祀を行う時以外は入ってはいけないとされ、一般の方々による参拝も行いません。宮古島では、漲水(はりみず)御嶽が唯一観光客でも入って良い御嶽になります。
2018年には、伝統行事である「上野野原集落のパーントゥ」と「平良島尻集落のパーントゥ」の2つがユネスコ無形文化遺産に登録されました。
宮古島で有名な工芸が宮古上布です。上布とは、細い麻糸の平織りによって作る上質な布です。江戸時代には税としても献上されました。
熟練した職人さんが5-6人組になり、手作業で2ヶ月以上かけて一反(約11m)を織ります。高価なものは一反3,000万円にもなるそうです。
西原集落は市街地から北に4kmほど進んだところにあります。
宮古島の北にある池間島の人口増加を発端とし、池間島から73戸、宮古島の西にある伊良部島の佐良浜集落から15戸が1874年に移住して成立した集落です。川の無い宮古島では貴重な豊富な湧水があったことから、現在の場所が選ばれたと言われています。
池間島から伊良部島の佐良浜集落へは、更にさかのぼり1720年に14戸の移住がありました。これらの池間島、佐良浜集落、西原集落の住民は池間民族と呼ばれ、固有の民俗・文化を守っています。
池間島は御嶽信仰が現在でも強く残されていますが、西原集落でも年45回以上の祭祀が行われています。
内容は多岐にわたり、米や麦、粟、芋、豆の豊穣祈願、初穂を祝う儀礼、収穫祭、農作物の害虫を追い払う儀礼があります。航海安全と豊漁祈願、水の神に感謝する祈願があります。また、台風から集落を守るための安全祈願や、悪霊を追い払う儀礼、学校生徒の安全と健康を祈願する儀礼、学校や公民館等の敷地の祈願があり、加えて祭祀を開始するための儀礼や、御嶽の清掃するための儀礼、神役の加入や脱退に関する儀礼もあります。これらの祭祀は西原集落内の10ヵ所の御嶽にて、女性が主な担い手となり行われます。
1900年頃、西原集落は宮古上布の産地として栄えましたが、1940年代の戦後、日本全国への商品流通が禁じられ宮古上布産業は低落することになります。現在は「西原織物」にて制作活動がなされています。
現在の西原集落の主な産業は、漁業と農業です。「ニコニコ太郎」の銘柄で有名な泡盛酒造所、「池間酒造」もあります。
交通案内
宮古島まで
空港からGuesthouse Re-Spectまで
宮古空港から車で13分
レンタカー
宮古島は、車でも一周3~4時間くらいの広さになるため、自由に観光できるレンタカーが最もおすすめです。多くのレンタカー会社が、空港への無料送迎サービスを提供しています。
ご滞在中の駐車場(無料)の場所は、別途チェックイン時にご案内いたします。居酒屋の帰りなど、運転代行業者は多数ございます。
タクシー
空港の到着ロビー前の玄関を出ると、目の前がタクシー乗り場になります。ゲストハウスまでは約9km、およそ15分で到着し料金は片道約1,900円です。
バス
運行本数が少ないためおすすめは出来ませんが、乗り継ぎを1回行い、当ゲストハウスから約150mの西辺バス停まで来ることが出来ます。空港の到着ロビー前の玄関を出て、目の前のタクシー乗り場のさらに左側にバス停があります。
1. 宮古協栄バス 系統2長北山北線/系統4与那覇嘉手苅線/系統5新里宮国線
約2時間間隔、所要時間約15分
宮古空港 北小前
2. 八千代バス 系統6池間一周線
約2時間間隔、所要時間約10分
北小前 西辺
下地島空港から車で24分
※宮古空港とお間違えが無いよう、到着空港をご確認ください。暴風警報発令中は、宮古島とをつなぐ伊良部大橋は通行止めとなります。
レンタカー
宮古島は、車でも一周3~4時間くらいの広さになるため、自由に観光できるレンタカーが最もおすすめです。多くのレンタカー会社が、空港への無料送迎サービスを提供しています。
ご滞在中の駐車場(無料)の場所は、別途チェックイン時にご案内いたします。居酒屋の帰りなど、運転代行業者は多数ございます。
タクシー
空港の手荷物受取場を出て、駐車場前の通路を左へ進むとタクシー乗り場があります。ゲストハウスまでは約19km、およそ30分で到着し料金は片道約3,800円です。
バス
運行本数が少ないためおすすめは出来ませんが、乗り継ぎを1回行い、当ゲストハウスから約150mの西辺バス停まで来ることが出来ます。空港の手荷物受取場を出て、駐車場前の通路を左へ進むとバス停があります。
1. 宮古協栄バス 系統9みやこ下地島空港リゾート線/中央交通 みやこ下地島エアポートライナー
到着便に接続、所要時間25分
みやこ下地島空港 北小前
2. 八千代バス 系統6池間一周線
約2時間間隔、所要時間約10分
北小前 西辺
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